N,N’-ヘキサメチレンビスステアロアミド(Cas No.4112-25-8)の取り扱いを開始しました。

品名N,N’-ヘキサメチレンビスステアロアミド
Cas No.4112-25-8
荷姿25kg/ドラム
外観白色粉末
融点135~145℃
酸価≤8.5mgKOH/g
ヨウ素価≤5
粒度30メッシュ、70メッシュ、100メッシュ

N,N’-ヘキサメチレンビスステアロアミド は、
一般的な潤滑剤である N,N’-エチレンビスステアリン酸アミド(EBS) と非常に近い物性を持ち、プラスチック添加剤として幅広い用途でご使用いただけます。

主な特長は以下の通りです:

ABS、AS樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネート等の成形時に優れた潤滑性・離型性を発揮します。

成形後にゆっくりと表面に移行し、分子レベルでの滑り層を形成することで、フィルムやシートのブロッキング(粘着)を防止し、滑り性を向上させます。

微量添加で光安定性や熱安定性の向上に寄与します。

結晶化を促進し、粒子構造を微細化することで、樹脂の機械的強度および透明性を改善します。

顔料やフィラーに処理することで、ポリマー中での分散性や相溶性を向上させます。

はんだペーストの分離を防ぎ、印刷後や加熱時の変形・拡散を抑制します。

  • ゴム表面の光沢剤
  • 塗料向け分散剤・艶消し剤
  • 化学繊維向け耐熱・耐候性改良剤、帯電防止剤

PVC透明シートに 0.2~0.4% 添加することで、
EBS 使用時よりも透明性が高く、潤滑性は同等の性能を発揮します。
また、ポリマー加工時のブロッキング防止剤、滑剤、帯電防止剤、分散剤としてもご使用いただけます。